■ Carerepe Season Yoga 爪と肝の関係

東洋医学に基づきそれぞれの季節に順応出来る心と体を養うための+αな学び、ケアレピシーズンヨガ。

昨日も生徒さんたちとツボの位置をレクチャーしながらじんわりと押し、ツボの刺激により血行促進やコリの緩和、気の巡りなど、その効果をたっぷり感じて頂きました。

さて、季節は「春」真っ只中。
とにかく緩みの季節。
何となく下着の締め付けが気になったり、緩みを妨げる物に敏感に反応しやすくなるため、出来るだけ心身にストレスを与えずリラックスムードで過ごしながら自分の身体のケアに意識を向けたい時期です。

⚫︎今回は春にケアすべき五臓六腑「肝」と「爪」のお話し。

東洋医学では「爪」は「肝」と密接な関係があるとされます。 気や血の流れをコントロールする働きがある肝。 そのため、栄養不足やストレスがかかると肝が弱り血液にも影響、爪の生え際には毛細血管が集中していることから、肝の不調は爪に現れやすく自身の健康状態の参考になります。

私自身、一年中ネイルを楽しんでいるのですが、春の緩みの時期は1ヶ月程ネイルをオフし、爪を健康に保つためにケアのみ行っています。先に述べた爪と肝の関係もあるため、春は美しいカラーリングを楽しむよりも爪の状態を観察したり、ネイルによる圧迫感から解放する時間を作っています。

爪にネイルを塗ることが直接内臓に影響することはないのですが、春の大切な緩みに対しては少し圧迫によるストレスがかかります。ネイルに限ったことではありませんが、出来るだけゆったりと締め付けのない生活環境で過ごし、5月頃のデトックス完了期を、身も心も元気に、そして爽やかに迎えられたらいいですね。

体調不良や不快感も感じやすい春ですが、今のうちにしっかり緩み思い切りデトックスをして、焦らず少しずつ本調子に戻りますように。

イライラや怒りの感情は「肝」にも悪影響。もしもそんな感情が湧いてきたら、酸味のあるものを程よく取り入れて気分をリフレッシュしてみてくださいね。

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