学ぶ姿勢

我が家の5歳児、毎週楽しそうに習い事に通っています。
先日、いつも通り、終わる少し前に教室を覗くと…
我が子が先生を呼び捨てでバチンバチンお尻を叩いている光景を目にしました。
はたから見たら小さい子が先生にじゃれている感じ、でも先生は困り顔。
私はその後に出てきた我が子へ真剣に怒り、そして学ぶ姿勢について話をしました。
最近は教師の立場が弱い世の中。だから怒ってくれる先生はなかなか居ない。
先生としても怒りたい気持ちはあったことと思いますが、
そこは親である私がきちんと伝えてゆかなければならない。
まず呼び方。そして態度も。
楽しく学ぶのはもちろん大いに結構。親としてもそんな楽しい学びの場であることを願います。
ただし、それにはきちんとした学びの姿勢・意識があってこそ。
挨拶・言葉・態度
そんな礼儀的なこともしっかりと学びながら楽しくお勉強してもらいたいと親としては願うのです。

そんな子供とのやり取りでふと自分自身の事も考えました。
私の居る業界では、時に教えて教えられてと言う関係性がたまにあります。
人それぞれ捉え方は違うけれど、普段親しい関係にあっても、
教えて頂く立場になったら学びの場や学びに関してはもちろん『先生』。
ついつい普段の口調が出てしまいがちですが、そこはぐっと我慢。
でも自然と学びが深まるにつれ、我慢しなくてもきちんと切り替えることが出来ている。
それは先生に対しての敬意だけでなく、学ぶ自分自身の姿勢が整ったから。
学ぶ姿勢の在り方は今後の自分の姿にも反映します。

今の私はカラーセラピストであり、ヨガ講師、カラーの講師でもあります。
私が行っているカラーセラピーでは『教え』や『アドバイス』があるわけではなく、
クライアントさん側が自ら『気付き』を見つけてゆく時間。
サポート役、聞き役として空間の雰囲気作りをしてゆくサロン的な場であり
学びの場ではありません。だから『先生』じゃなくていいんです。
でも、カラースクールに関してはセラピストさんを育成してゆく場。
完全に先生と生徒さんの立場になります。

そしてヨガの場合、ご本人の先生に対する、場所に対する捉え方によって
感覚の違いがあるのかも知れません。
癒しの時間が欲しいと思って来て下さっていれば、
気付きのきっかけを作るセラピスト的な立場で捉えるのかも知れませんし、
ヨガを学びたい、自分の体を自らケアできるセルフケア方法を学びたいなど
そんな想いで通って下さっているのであれば、そこには先生と生徒さんの関係が生まれます。

そんな訳でうちのスタジオでは
『Chai先生』と呼んで下さる方も居れば『Chaiさん』とフレンドリーな方も。
『先生』と呼ぶのか『さん』と呼ぶのか…それはご自身の気持ち次第。

講師側としては、皆さんの『姿勢』をしっかり受け取り
自分の学んできたことを惜しみ無く伝えて行く。
ただスキルやアイデアを与えるのではなく。
学びの時間が目の前の事だけでなく、皆さんの人生の輝きの素となるような…
そんな講師(先生)であり続けたいと思います。

今日はカラーセラピストの方々の合同勉強会。
もちろん私は講師です。
カラーセラピストの在り方を、
私自身の学びから皆さんにお伝えしております。
私が指導して誕生させたセラピストさんに責任と情熱を持って
愛情たっぷり時に厳しく!?指導したいと思います(^_-)

皆さんにとって『学ぶ姿勢』とはどんな姿勢ですか?

クーリアではカラーセラピスト養成講座を開講しています。
カラーセラピストを目指される方、色の意味だけでなく、セラピストとして、
人としての在り方を学べる時間を一緒に過ごしませんか?

セラピスト養成講座でお待ちしております(^_-)

目次