厳しさに感謝・・・

今年二度目の満月レッスン。
クーリアでは満月が平日に当たれば『満月レッスン』の開催です。
満月は感謝の気持ちを普段以上に大きく。

満月の度に毎回同じような事をお伝えしていますが(^_^;
日々忙しく、慌ただしく過ごしているとついつい忘れてしまうのがこの『感謝』。
出来るだけ月の満ち欠けと共にこんな気持ちをいつも持っていたいもの。

満月を見上げた時… 何を思うのか。何を思い出すのか。

今日のレッスン後に『どんな感謝の気持ちが浮かんできましたか?』と
私からの問いに1人の生徒さんから出た言葉…
『感謝ってもちろんいつも心の中にあるのですが、
今日は自分に厳しい言葉をぶつけてくる方厳しさを与えてくる方が浮かんできて…
自分にとってそんな厳しさを与えてくれる人って本当は大切ですよね。
ついつい嫌だなあって、その時は思ってしまうけれど・・・
本当は感謝するべき人なんですよね…』って。
本当にその通りだと思いました。

『感謝』の気持ちを大きく・・・その先に更に見えてくるものは決して
自分の心にとって心地いいものだけではないということ。
その瞬間は不快でも、その後の自分に気付きを与えてくれたり、
結果的に自分にとってプラスになった事を与えてくれた人に対する感謝の気持ち。
それを感じた時、それは自分がまた一歩成長した証なのかも知れません。

優しさを与えるのは簡単。でも厳しさは与えた本人にも不快感が残ります。
だからこそ、厳しさを与えてくれる人は貴重な存在。
自分の心に先に感謝の気持ちを持って接する事で相手に対するストレスも
感じ方も変わってくる。感謝の気持ちを持つと受け入れる器も変わってくる。

出逢う人全てが自分には必要な存在。
なんらかのメッセージを届けてくれているはずです。
自分自身へのお願い事は時に謙虚に、でも感謝には謙虚さはいりません。
沢山の感謝が満月の光のように周りを照らしますように・・・。

私事ではございますが日本で一番有名なヨガ情報サイト
『ヨガジェネレーション』にて現在、
スタジオ『オーナーインタビュー』記事が掲載されています。
http://www.yoga-gene.com/studio/owners-interview#content

この中で私がスタジオを立ち上げる際に思ったこと、感じた事をお伝えしています。
スタジオ立ち上げの際に父に猛反対されたこと・・・
その厳しさが無かったら今の自分はここに居ないと思います。
この先の未来はまだ見ることはできない。
それでも父から与えられた『厳しさ』に対し、感謝の気持ちは変わらないと・・・
一歩成長した自分の心がここにあります。

そして今宵も・・・私が出逢った全ての人に『感謝』を贈ります。

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