弱さは強さ

先週末…
久々のお休みを子供と二人きりでお出かけ。

たっぷり遊んで帰宅後、ちょっと疲れたな…と感じたものの、普段からタフな私はこれくらいの事で疲れる訳ないか、といつも通りパソコンに向かいお仕事。
夕食後に更にダルくなり…あれ?気持ち悪いかも!?
家族に子供を見ててもらい、トイレへ。そこからはもう吐き気との戦いに。
普段胃腸の強さには自信がある(よくわからない自信ですが…(笑))とにかく吐き気があるなんて何かおかしい!(>_<) 更にはお腹もキリキリ痛い。
脂汗と共に完全に低血圧へ。寒気と痺れが襲い、こりゃダメだと判断。
人生2度目の救急車に乗ることに。救急車到着後、せっかく急いで来て頂けたのに受け入れ先が見つからず15分位痛みとの戦い。そしてやっと出発。
我が家と交流のあるご近所さんは何だろう?と思ったでしょうね…。このブログで謎が解けたかも?

送り届けて頂いた場所はうちから車で15分位の病院。血圧と脈を図り、採血。点滴を打って頂き、かれこれ二時間半(長かった~)その間も寒気との戦い。
凍ってしまうくらい寒い(>_<)発熱する前の寒気だったようで、しばらくしたら今度は暑い…暑くて常夏(笑) めちゃくちゃ喉が乾いて水を要求するも断られ、しぶとくお願いしていたら口をゆすぐ事を許可してもらいました。『絶対に飲まないのよ!』と念を押され、作戦がバレたか…(苦笑)と喉の渇きと暑さ寒さの繰り返しでやっと楽になって帰れる事に。
『もう大丈夫です』とにこやかに先生に笑顔を振りまいたが、体温計は38度8分を測定。もうマヒしてて元気なんだかどうだかわからなくなってきた。
先生には『頑張り過ぎて疲れていた事に気付かず抵抗力が弱り胃腸に入った何かの菌にやられてしまったのね』と言われました。ノロじゃなくて良かった(^_^;)
更に、『もし自宅に戻って家事が大変ならこのまま入院しますか?ゆっくり休みます?』と言われ、1日位いいかも。と思ったのもつかの間、私の頭に子供の事と明日のレッスンの事がよぎり、早く帰ってメールしないと…。しかも入院すると4日間は退院出来ないとの事。ひぇ~!無理無理。急いで帰宅。

帰宅後は翌日のレッスン中止メールを作成したり(ほんとごめんなさい)あたふたしながらも爆睡。翌朝、まだお腹が痛くて熱もある…
なので、1日ゆったりと過ごしてたっぷり寝ました。お陰で少しづつ回復。ただ…レッスンをお休みする事を選択し、皆さんにご迷惑をお掛けした事で申し訳ない気持ちで一杯に。涙が自然に流れ…それと同時に疲れていた自分にも気付きました。改めて休息の大切さを知った1日です。今回は1日で復活しようとした自分の気持ちにブレーキをかけて、2日間お休みを頂きました。
そんな時に、レッスンの中止をお知らせした生徒さんから温かいメッセージを頂け、心が温かく、更にエネルギーが沸いてきました。やっぱり人の言葉にはすごい力があります。元気になって今度は私が言葉を、気持ちを送る番。だからこそ、早く元気にならなくちゃいけない。そして、元気な時はパワーを注ぎ、弱っている時は皆から少しづつパワーを頂けるような温かい環境を作る事。人は助け合いながら生きてゆく…。助け合い無しでは生きてゆけないんです。
弱い時に改めて感じる人の温かさ、それが一番私達の元気に繋がるんですね。

今回の事、本当はレッスンを中止してご迷惑をお掛けした生徒さんだけに知らせるつもりでしたが、やっぱりやめました。
『私、弱っていました。でも今は元気です!』って皆さんに言いたくて。
誰でも同じだよって伝えたくて。
常に常に元気な人なんていません。弱さを見せる環境が無いだけ…。弱さを見せる事も、認める事も人間の強さ。周りの方のお陰でそれを改めて感じる事ができました。皆さん、いつも元気をありがとうございます。
明日から無理なく復活です。
(^_-)chai

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