koma

先日… 娘とコマを回してみました。

この時は100円ショップのコマ。
簡単に回せると思ったら、これがまたかなり難しい。
コマ回しは男の子の遊びだからそもそもあまりやってないし、
それともやっぱり安いコマだから?なんて思って…
ここは本物志向で(笑)

ふたたび、日本の民芸品が置いてあるお店でコマを購入。
購入時、店主が親切にコマの回し方を教えてくれました。
『紐を巻く時は始めはしっかり、だんだん緩やかに巻く 紐をしっかり握って、
手から離す時は紐を引き返す。 これで強くコマは回りますよ』
そう言って店内でデモを見せてくれましたが 何気に失敗続き。
(狭い店内じゃなかなか難しいのですね。と言うことに。。。)
こんなやり取りができるのも民芸品のよさです。

新しいコマにわくわくしながら
早速に教えて貰った通りに試してみました。
が…これがなかなか難しく(結局コマの質の問題ではなかった!?)
なかなか回せない私、そして娘に渡したら成功!
あれ?私…色々とコツを学んできたのに
全く無知な娘が成功って…(う~む)

そもそもコマってどうして頭でっかちなのに回っていられるのでしょう?
簡単に説明すると、斜めに回転したコマの軸は垂直に保とうとする、
要は周りながら反対の力が働き、軸が倒れずに立っていられる。
それにはある程度の回転数が必要なのです。

話はちょこっとズレますが…
クーリアのヨガレッスンでは以前から『軸』について意識してきました。
言葉では簡単に『軸を意識して~』なんて言えるのですが、
より深く解りやすく伝えたい。
そんな想いで… 先週その学びを更に深めるために
体軸を感じながらのヨガ『体軸ヨガ講師』として
改めて解剖学概論や体軸論を勉強してきたばかりです。
身体の軸、『体軸』 軸を意識することで力が入るという事ではなくて、
緩んだ状態で感じられる軸。

体軸とは、インナーマッスル(体の奥のほうにある筋肉で、
主に姿勢を細かく調節したり、
関節の位置を正常に保ったりするという働きをしています。)
そのインナーマッスルを効率的に働かせる『体性感覚的意識』です。

最近ではスポーツ選手などのパフォーマンス向上に繋がり
様々な健康分野でも注目されています。
『軸』この感覚をうまく感じられれば、
身体に無理な負荷をかけずに運動機能を上げられる。
この軸は女性にとってとても大事なもので、
月経血コントロールヨガにも必要な意識。

私たち人間はコマのように時々バランスを崩してしまいます。
でも、この軸を普段から感じやすくすれば、軌道修正は早くなる。
コマ回しのように一度コツを掴むと、
失敗してもまたやり直せば直ぐに成功する。
コツが掴めなければひたすら練習あるのみ。

『体軸』の学びの中で、
始めは私自身もなかなかそのコツが掴めませんでした。
思考が働いてしまい、どこがどんな感じで?なんて考えていたら
身体全体がかたくなってしまい、なかなかうまく軸を感じられません。

軸を感じられるようになると なんとなく「ぼや~っ」とした感覚が生まれます。
と言うか、ぼや~っとした感覚じゃないと感じられない?
コマは回っている時もゆらゆらと動いています。
ゆらゆら揺れる感覚、なのに真っ直ぐ立っている。
ゆらゆら動いているからこそ真っ直ぐ立てる。

心も同じ。
『自分軸』って…
「ブレない自分のために自分軸を持とう」とかよく言うけれど、
全くブレないんじゃなくて、
コマのように常にゆらゆらと揺れているもの。
揺れながらも軸を保ってる。

時々その心の揺れが大きくなり、
気持ちに迷いが出た時に思考が働き過ぎて バランスを崩し、
軸が傾き、コマは止まってしまう。

でも…そんな時はまた回せばいい。
『自分軸』は何度倒れても、何度も失敗しても
諦めないで挑戦し続けて、やっと成功して生まれる軸。

経験から生まれ、自分を信頼し
一見してブレないように見えているのが「自分軸」なんじゃないかなと…。
自分軸を意識しながらも、
ほんの少し揺れる自分の心を許し、認めることもきっと大事なこと。

そうそう、話を戻すと…
なぜ娘はコマを回せたのか? 偶然?
いいえ、「回せな~い!100円ショップのだから?」なんて思って
早々に諦めた私とは違って(汗)
娘は諦めず何度も何度も練習していました。
無駄な思考が働いていない、素直な気持ちで…
『まわれ~!』っていいながら。
そう、努力の賜物なのです。

コマに限らず… 昔ながらの玩具って素晴らしい。
単純な作りと、身体を使って遊ぶ玩具には
諦めない気持ちと成功体験を与えてくれる。
人生に必要な要素を生み出すきかっけって
きっとそんなところにあるのですね。

ヨガクラスでコマを回す訳には行きませんが(笑)
心と身体の『軸』についてこれからも沢山お伝えしたいと思います。

今夜は梅雨の晴れ間の満月。
伝える場を与えて下さる全ての皆さまに
心より感謝申し上げます。

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